
「パンフレットの制作費を抑えたいが、品質が落ちるのは避けたい」
「価格が適正で、最終的に営業成果につながるパンフレットを作りたい」
パンフレットは、企業の顔であり、営業活動において最も重要なツールの一つです。単に印刷費を削るために品質を犠牲にすれば、ブランド価値の低下や営業機会の損失につながりかねません。
この記事では、「安さ」という基準ではなく、「ビジネスの成果」という観点から品質とコストパフォーマンスに優れた印刷会社を見極める5つの視点と、三共グラフィックの具体的な強みを解説します。
目次
なぜ「格安」パンフレットは最終的に「高くつく」のか?
印刷費の安さだけに注目して印刷会社を選んだ場合、結果的に企業のコストが増大してしまう「隠れたコスト」が存在します。
隠れたコスト 1:ブランド価値の毀損リスク
• 色の再現性の失敗: 高品質が求められる製品やサービスにおいて、写真の再現性などの品質の低いパンフレットは、企業の信頼性を低下させます。
• 紙質の妥協: 薄すぎる紙や安価な紙を選ぶと、印刷の再現性や手触り(触覚)を通じて伝わる高級感や信頼感が失われます。重要な取引先や顧客に渡すパンフレットでは、ブランドイメージのマイナスに直結します。
隠れたコスト 2:納期遅延と再印刷のリスク
• データの不備: データ入稿時の専門的なチェック(DTPチェック)が不十分な場合、「裁ち落としが足りない」「フォントが化けた」「画像が粗い」「画像が暗い」などのトラブルで印刷をやり直すことになり、納期遅延と再印刷のコストが発生することがあります。
• 対面相談の不足: コスト削減のために対面での打ち合わせを省くと、仕様の伝達ミスが発生しやすく、最終的に「思っていたのと違う」という結果なることもあります。
「コスト効率」を最大化する視点への転換
「印刷費の安さ」ではなく、「パンフレットが生み出す成果(売上や信頼)から見た印刷費の比率」を最適化することが重要です。
【「安値」重視の印刷会社 】
品質水準:入稿データないの色再現と品質の制限
納期効率:トラブル時に遅延しやすい。
提案力:紙や加工の選択肢は限られ、提案は最低限。
【「コスト効率」重視の印刷会社 】
品質水準:パンフレットの質を高める高い色再現性と紙質の提案。
納期効率:対面相談でトラブルを未然に防ぎ、時間コストを削減。
提案力:ターゲットに響く特殊加工や紙質を提案(付加価値向上)。
費用対効果を最大化する!印刷会社選びの5つの視点
コストパフォーマンスに優れたパンフレット印刷パートナーを見極めるために、以下の5つの視点で各社を評価してください。
視点 1:「色再現技術」の信頼性(品質への初期投資)
ブランドのイメージカラー、製品写真の色、グラデーションの再現性について 出版印刷(美術書、写真集)など、色にこだわりが求められる分野での実績があるか。(三共グラフィックの最大の強み)
• カラーマネジメント体制が整っているか: モニターと印刷の色を近づけるための調整や色調管理が徹底され、必要に応じたDTP補正や本紙校正・本機校正のオプションを適切に提供できるか。
視点 2:「特殊加工・紙質」の提案力と適正価格
デザインの意図を理解し、箔押しやエンボスなどの付加価値加工を適正な価格で提案できるか。
•パンフレットに合った紙の質感とコストのバランスを最適化する特殊紙等の提案ができるか。
視点 3:小ロット・増刷への柔軟な対応
パンフレットは、部数を増やしすぎると在庫コストが発生します。必要な時に必要な分だけ刷れる柔軟性が、長期的なコスト効率を高めます。
• オフセット印刷とオンデマンド印刷の両方を持ち、部数に応じて最適な印刷方式を提案できるか。
• リピート注文時のデータ保管がしっかりしているか。(下版データ管理、印刷情報管理 etc)
視点 4:都心拠点による「時間効率」の高さ
対面での迅速な打ち合わせは、コストのかかるやり直しや納期遅延という「時間コスト」を最小化します。
• 飯田橋、御茶ノ水、新宿など、ビジネス拠点からのアクセスが良いか。(三共グラフィックは飯田橋駅徒歩1分)
視点 5:DTPデータのトラブル回避能力
印刷に適したデータかどうかのDTPチェックが含まれているかを確認します。必要に応じたアドバイスや、データ修正、補正ができるかを確認します。
入稿データ(Illustrator、InDesign)の裁ち落とし、総インク量、フォント設定、画像の解像度などを印刷前にプロのDTPスタッフが確認し、不備を指摘・修正できる体制があるか。
三共グラフィックが「コスト効率が良い」印刷会社である理由
私たち三共グラフィックは、極端な安値ではなくお客様のブランド価値と営業成果を最大化することで、結果的に「最も費用対効果が高い」パンフレット制作を実現します。
1. ブランドを守る「出版品質の色再現」
当社の強みは、創業70年を通じて美術書や写真集で培った色彩管理技術です。
• 色のプロによる DTP調整: お客様のデータの色を印刷機や紙の特性に合わせて細かく補正します。特に肌色や商品写真の微妙な階調を正確に豊かに再現します。
これは「画面と印刷物の色が違う」という印刷トラブルを回避し、再印刷コストをゼロにするための重要なポイントです。
• 用紙の提案: 印刷技術だけでなく、紙の知識も豊富です。お客様のブランドイメージにふさわしい紙を選定し、ご提案します。
2. 「埼玉本社・工場」による品質管理と「飯田橋・営業所」による時間効率
三共グラフィックは、製造と営業の情報共有と品質管理体制により高品質なパンフレットを提供し、適正なコストを実現しています。
• 品質管理と効率の良い製造: 印刷・製本を行う本社・工場を埼玉県蕨市に構えて製造を効率化しています。
• 時間効率の最大化: お客様との打ち合わせは、飯田橋駅徒歩1分の営業所で行うため、都内広域からのアクセスに優れ、時間という最も貴重なコストを節約できます。
3. 小ロット・増刷への柔軟な生産体制
パンフレットのライフサイクル全体を通して、無駄な在庫コストを発生させません。
• オフセットとオンデマンドの使い分け: 初版は小ロット(オンデマンド)でリスクを抑え、市場での手応えを見て大ロット(オフセット)で増刷するなど、ご要望と必要に応じた印刷方法をご提案します。
• 高品質な製本: カタログの耐久性を高める無線綴じ製本や、特殊な折り加工も、自社工場で高い品質で実現し、製品寿命を延ばすことで結果的にコスト効率を高めます。
費用対効果を最大化するパンフレット制作のステップ
コスト効率を高めるためには、制作の初期段階で印刷会社と綿密に連携することが不可欠です。
Step 1: 企画と目標設定(お客様)
「パンフレットで達成したいこと(例:営業アポ獲得率を20%向上)」を明確にし、予算の上限を決定します。
Step 2: 飯田橋営業所での対面相談(三共グラフィック)
• 【最重要】紙と加工などの仕様決定: 飯田橋営業所にご来店いただき、営業担当、必要に応じてDTP担当者と共に、紙のサンプル、過去の加工実績を見比べながら「デザインを最も生かす紙質と加工」を決定します。
Step 3: DTPと色校正
• データ入稿とプロのDTPチェック: お客様の入稿データを蕨の工場での印刷に合わせ、DTPスタッフが徹底的にチェックします。
• 色校正: 重要な案件では、本機校正を行い、ブランドカラーや商品の色味などが正確に再現されているかを確認し、色のトラブルリスクを減らします。
Step 4: 製造・納品
蕨の自社工場で高品質に製造し、お客様の指定場所へ納品します。納品後の在庫管理や増刷対応までサポートします。


