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製本

小ロットの出版物や
冊子の制作に対応!
三共グラフィックのアジロ綴じ製本

2024-04-02

このようなお悩みございませんか?
⚫︎小ロットで諸条件が合わず制作を断念・・・
⚫︎小ロットでもオフセット印刷で冊子を作りたいのに・・・
⚫︎在庫を最小限にして必要な数だけ作りたい・・・
⚫︎部数が多くないが、ニッチなジャンルの出版物を作りたいけど・・・
⚫︎小ロットでの製本を受けてもらえない・・・
三共グラフィックの「無線/アジロ綴じ製本」で解決できます!

無線/アジロ綴じとは

小ロットに対応!三共グラフィックの無線/アジロ綴じ製本

無線/アジロ綴じは、多くの出版物や冊子で使用される綴じ方です。三共グラフィックの無線/アジロ綴じ製本は、小ロットに対応し、新素材PO糊(ポリオレフィン糊)を使用することで、従来のEVA糊を使用したものより耐久性があり、開広性も良い高品質なものになります。また、通常難しいとされてきた2mm以下の薄物でも1mm以上あれば製本が可能なのも大きな特徴です。オフセット印刷+折り加工+製本を一貫した管理体制の中で進行しますので、その卓越した技術と高品質な仕上がりで高い評価を受けています。

無線綴じ、アジロ綴じの違いとは

「無線綴じ」と「アジロ綴じ」は、見た目は似てはいますが構造上の違いがあります。無線綴じでは、折り丁の部分を切り取ってからページをバラバラな状態にした上で紙の断面部分に糊を塗り、表紙と貼り合わせ固めます。アジロ綴じは、折り丁の部分に切り込み(あじろっぱ)を入れ、その部分から糊を入れて各ページをつなぎ、表紙を貼り合わせ固めます。無線綴じとアジロ綴じでは、それぞれのページがつながっているという部分で違いがあります。

無線綴じとは

無線綴じとは、本文の束をページ順に重ねて背の部分に糊と塗布し、表紙でくるみ固めて製本する方法です。線(針金や糸)を使わない製本方法であることから、無線綴じと呼ばれます。無線綴じは、糊を使用して固め綴じるため、本文(束幅)に一定の厚みが必要になります。また、針金で綴じる中綴じと比べて、耐久性が高くなりますが、折り丁の背部分を切り取って、各ページがバラバラ状態になっているため、糊の接着具合が悪いとページが抜けてしまうデメリットがあります。

アジロ綴じとは

アジロ綴じは、無線綴じとほぼ同じ製本方法ですが、アジロ綴じの場合、本文を折る過程で本のになる部分にミシン目状のスリットを入れます。このスリットが「アジロ」と呼ばれるものです。「アジロ」を入れることで糊が浸透しやすくなり、ページ同士がしっかりと固まってより丈夫な仕上がりとなります。しかし、このようにノド部分に糊を浸透させて固めるため、浸透量が多くなりページがやや開きにくくなってしまいます。見開きいっぱいに写真や図柄を使用したい場合は、見にくくなるデメリットがあります。

製作をする上でのポイント

無線綴じとアジロ綴じの選び方のポイント

無線綴じとアジロ綴じのどちらを選ぶかの判断材料となるポイントは、用紙の厚さや用紙の種類になります。

使用する用紙が厚く、コシの強いコート紙などの場合、本を開いた時に背部分の接着層に負荷がかかり、背割れが起こりやすくなります。背割れが起きてしまうと、無線綴じの場合、ページが1枚ずつ抜け落ちバラバラになってしまいます。アジロ綴じは、ページ同士が接着されてつながっているため、簡単にバラバラになることがありません。厚めの用紙やコシのある用紙を使用する場合は、アジロ綴じが適しているといえます。

薄い用紙を使用し、折り数が多くなると、中折の浮きが出やすくなるため糊の浸透が不十分になる可能性があります。アジロ綴じの場合、この中折の浮きが生じたまま糊を押し込むと内部まで糊が浸透しないため紙抜けのリスクが高まります。しかし、折丁の背の部分をまとめて糊で固める無線綴じであれば、そのリスクを軽減できますので、薄い紙を使用し、折り数が多くなる場合は無線綴じが適しているといえます。

デザインの注意点とチェックポイント

無線綴じやアジロ綴じの印刷物を作成する場合、デザイン上で注意するポイントがいくつかあります。

背部分を糊で固める製本の仕組み上、ページの開きがあまり良くありません。そのため、ノド側に文字や写真・図柄などがあると見えづらく、読みづらいものになってしまいます。文字や写真・図柄などの配置には十分な配慮が必要です。見やすさを考えるとノド側の余白は10mm以上持たせておくのがお薦めです。また見開きで写真等を使用する場合、絵柄を合わせるためにミーリング等の調整も必要になります。

本を開いた際の外側、製本の際に断裁面になる部分を小口と呼びます。断ち落としまで絵柄がある場合、小口にが出ないように絵柄を伸ばすことやデザインにズレが生じないように注意が必要です。

また、本文を表紙でくるんで製本するため、本文の厚み分だけ背ができます。使用する用紙やページ数によって背幅が変わるため、背幅をしっかりと考慮しデザインすることも必要です。

三共グラフィックの印刷と製本

三共グラフィックでは、印刷から製本まで一貫して進行・品質管理することで、高品質な印刷物を納めます。70年を越える経験で培ったノウハウと細部にわたるこだわりの印刷と小ロットにも対応でき、新素材PO糊(ポリオレフィン糊)を使用した製本は、従来のEVA糊を使用したものより耐久性があり、開広性も良い高品質なものになります。また、通常難しいとされてきた2mm以下の薄物でも1mm以上あれば製本が可能なのも大きな特徴です。オフセット印刷+折り加工+製本を一貫した管理体制の中でお客様の期待を超える製品を実現しています。

お問い合わせと見積もりのご案内

三共グラフィックでは、高品質な印刷・製本サービスを提供しています。お客様のニーズに応じた見積もりを得るために、お気軽にお問合せください。お問い合わせは、公式ウェブサイトの専用フォームまたは電話にて受け付けております。必要な情報をご提供いただければ、迅速に正確な見積もりと適切な提案をさせていただきます。

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