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膜沸騰

膜沸騰

サーマルインクジェットヘッドの発熱体であるヒーターボードに接しているインクなどの水性の液体が、常温から約300℃の高温まで急に昇温した場合、界面付近のインクが瞬間的に気化し発泡する現象のこと。発泡時の気泡内の圧力は30気圧以上に達するが、気泡が成長するのに伴い、内圧は大気圧以下となり消泡する。サーマルインクジェットはこの原理を応用している。

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