「JapanColor標準印刷認証」を取得いたしました。
三共グラフィック株式会社は「JapanColor標準印刷認証」の第一期認定取得工場に認定されました。
「Japan Color」とは日本におけるオフセット印刷物の色基準を定めたものです。
Japan Colorではインキの濃度値(インキ膜厚)やドットゲイン値(ツブレ具合)、などを「ISO準拠の規格」として制定しています。ちなみにヨーロッパやアメリカにも「FOGRA(フォグラ)」、「SWOP(スウォップ)」という印刷の色基準があります。
日本では2001年に「Japan Color 2001」として制定されましたが、運用方法に明確な取り決めも無いことから、いままで印刷基準として実際の仕事には結びついていませんでした。しかし、一昨年「JapanColor2007」基準がリリースされ、ヨーロッパで「ISO12647-2」の認証制度が始まったことで、「日本でも認証制度が必要」という気運が高まり、日本印刷学界や日本印刷産業機械工業会などが主体となり施行されることになりました。
当社でも10年来取り組んできた、印刷本機を基準としたカラーマネージメントや、3年ほど前から参加している「印刷OEM研究会」でも「印刷の標準化」を目指してきたこともあり、この「JapanColor 標準印刷認証制度」はこれらの成果を対外的にも現す良い機会となるため、この認定取得にチャレンジすることにしました。
第一期 認定取得工場の27社33工場
Japan Color標準印刷認証について
標準印刷認証制度は、「Japan Color」をターゲットとして、安定した品質の印刷物を作る能力があることを認める「印刷認証」です。
認証制度は2009年からはじまり、「Japan Color」で決められた基準範囲の印刷物を安定的に印刷出来る工程能力を認証します。
認証基準でのチェック項目は、次の三点に分かれます。
- 管理状況(管理状況チェックリストでの確認)及び工程管理責任者等の有無等。
- 印刷OKシートにおける色差・・ベタ濃度のLab値
- 連続印刷時における振れ幅・・ベタ濃度のLab値と50%のドットゲイン値
現在策定中ですが、JapanColor認証制度にはデジタルプルーフと本機印刷の見た目を合わせる「マッチング認証」も今年はじまる予定です。当社ではマッチング認証についても取得を目指し準備しています。
Japan Color認証制度とは